シンガポール現地採用中年サラリーマンの思ったこと

シンガポール現地採用中年サラリーマンが思ったこと

コロナ規制緩和の話(2022年4月末)

どうやら、シンガポールにおいてもコロナ規制緩和。

仕事についてだけ注目すると、もうオフィスに出社していい人の制限がなくなる。全員会社で働く、ということが可能。マスクも一人で作業しているときは不要。

電話で話時の籠った声がなくなるのは良いことかな。

きっとイベントもOKなので、シンガポールの福利厚生の一環であったD&D(ディナー&ダンスだったかな)もおそらく年末できるようになるでしょう。

やっぱり上層部は生産性の問題、とくに新規参加の社員とかが会社になじめないとか、難しい問題の解決に際して、リモートワークは向いていないと気付いたのだろう。

私が思うに、リモートワークになって一部の人は責任感が薄れた、というか自分の問題と捉えないで、表面的には考えるものの、すぐに人にパスしていたようなイメージ。

新規プロジェクト参加者も、知識レベルがついてこれず、さっぱりパフォーマンスを発揮できない。一方キーマンとなる人(つまり知識もあって責任感もある人)に作業が集中。

結果としてはプロジェクトの進捗は全然よくない。

現場で複数サブプロジェクトをみてきた私は、どうにかしないとといろいろ考えてきたのだが、結果としてみんな会社に戻っていいよーとなったわけである。

 

家で働いていると、オンラインミーティングのときやメールを見ると一瞬やばい・やらないと、と思うけど、周りに癒しの環境(居心地のいい家、家族、趣味の世界)があって、すぐに忘れるのでしょうね。疲れを癒すために、鬱にならないために、さぼりや息抜きは重要なのです。が、疲れが癒されることと、責任感を忘れてしまうことが混同している状態だったのかな、と。疲れは癒されていいし、オン・オフはあっていいと思うけど、オンの間の責任感だけは、リモートワークで持ち続けられる人、持ち続けられない人がいるんだろうな。

 

ということで、そろそろいろいろ改善していけばいいけど、居心地のいい場所から出てこない人もいるんじゃないかなあ、と思ったり思わなかったり。