シンガポール現地採用中年サラリーマンの思ったこと

シンガポール現地採用中年サラリーマンが思ったこと

シンガポールの通勤手当と在宅勤務

コロナの影響で働き方が変わってくるために、日本の大手IT企業では通勤手当をなくす、その代わりに在宅勤務手当みたいなものを出すという話があるのをネット記事で見ました。

シンガポールで私の勤めている会社では、通勤手当はもともとありません。それがシンガポールでは普通のようです。夜残業して遅くなるとタクシー代が出る程度でしょうか。公共交通機関の運賃が安いのが主な理由からかもしれません。タクシー代も安いです。私が会社に行くときはバスか電車で1.2ドル前後、タクシーでも15ドルあれば足ります。したがって出なくてもあまり困らないのです。

でも逆に在宅になると耐えられないときはエアコンを入れてしまうので、電気代がどうしても高くなります。何か在宅勤務手当があってもいいんではー?と思ってしまいます。

日本の場合は、通勤手当の代わりに在宅手当を出せると思いますが、シンガポールはもともとないので、それが難しい。新たな出費ですから。仮に100人いれば50ドル出して、5,000ドル/月。1年で60,000ドルですね。1000人いれば、600,000ドル!何人分の年収だろう。。

したがって、高いオフィス賃料が制約できないと実現不可能かもしれません。複数フロアを借りている場合1フロア返すとか、安い場所に引っ越すとか。

一方コロナで安い賃金で雇っていた労働者のコストがあがると思われます。それは密な悪い生活環境で生きている人たちにもっと広い空間を与えないといけないから。

新築物件、さらにはいろんなメンテナンス料もあがりそうです。

となるとやはり、さらなる在宅勤務が加速されるイメージでしょうか。

在宅勤務で必要なのは、居心地のいい部屋と家具、良い通信環境、ITガジェット。

キッチン回りもよくしたいですね。在宅勤務手当もらえるようになるかな・・・。

次に儲かるのはやっぱり新しいライフスタイルを提案・実現できる企業かな。そこを中心にビジネスが広がっていきそう。