シンガポール現地採用中年サラリーマンの思ったこと

シンガポール現地採用中年サラリーマンが思ったこと

LOCでは就職できない!

本日2021年3月3日、MOM(Ministory Of Manpower)が発表し、DP(Dependent Pass)の保有者が労働する際に、LOC(Letter Of Concept)だけではだめで、EP・S-Passを発行しないとだめ、ということです。
つまり、言葉を説明すると、DPは通常EPなどの労働ビザ発行された家族が持つビザ。LOCというのは、そういうDPという労働目的じゃないビザの人が雇用される際に必要な書類。

よくあるケースが奥さんが旦那の海外赴任に仕事をやめて一緒についてきたけどやっぱり仕事したいなどといった際に働くときに、企業にLOCを発行してもらって働く。よく転職サイトにもDP応募可というのがありましたが、それがなくなるということ。

ちゃんと労働ビザを発行してもらってね、ということです。

基本駐在の人は手当をきっとたくさんもらっているだろうし、子供もいる人も多く、メイドまで雇ってというケースはないからあまりケースは少ないと思うのですが、そういう宣言がありました。たぶん目的は民族的な偏りができてしまうのを避けるためかな、と。日系企業だとやっぱり同じ日本人で、本社と母国語でやり取りができ、かつ英語ができる人を比較的安く雇えるので実はラッキー。でも日本人が固まります。。。他民族でも一緒ですね。

基本シンガポールに企業が来てもらって、雇用をしてもらいたい、かつシンガポールをビジネスの中心にしたいということで、より社会にとけ込むような構図になるような採用をしたいのだと思われます。