シンガポール現地採用中年サラリーマンの思ったこと

シンガポール現地採用中年サラリーマンが思ったこと

ローカル校への入れかた

子供をローカルの小学校に転向させました。

外国人をローカルの学校に通わせるにはどういう手続きがあるのか?を整理します。

 

MOE(Ministry Of Education)のホームページを見て、転入の手続きを読みましょう。

募集は決まったタイミングがあります。手順は2つ。

1.子供を行かせたい学校に直接連絡して空きがあるか?聞く。あまりあいてますよーという返事となる可能性はほぼないのでWaiting Listに入れてもらう。その際にはその学校の申し込みの書類が必要です。これは何校でもWaiting Listに載せてもらっても問題はない。。うちは3つの小学校に電話して、3つの小学校のWaiting Listに載せてもらいました。

2.通常はどこもWaiting Listもいっぱいで近所などで行きたい小学校には入れない。こういうときはMOEにも申し込みます。どこかの小学校を紹介してくれる可能性がありますが、遠くなることが多いようです。この申し込みの際には申込書の他、出生証明書、予防注射の証明書、成績証明書、その他身分を証明するものが必要。

さて、うちの場合もMOEにも申し込みました。

どうなったかというと、ラッキーなことにWaiting Listに載せてもらっていた近所の小学校の1つに入れることになりました。

やり取りは以下の通り。

1.MOEの言っていた発表日の1-2週間前に、小学校からまだ興味あるか?の連絡あり。もちろん興味あるということで返事。

これを受けて日本人小学校の転向手続きを開始。

(バス通学を止めたり、学校に伝えたり。GIROの引き落としをしないように)

でも正式にMOEから案内が来ないからやきもき・・・。(まあ当然Officialに言われている日まで案内来ないのですが)

2.MOEの正式な書類を待っていたら、なかなか来ない。その間に小学校からいついつ事前の転向手続きで来れるかという電話もあり。日本人小学校の退学手続きもあるので、正式な案内を小学校から出ないのか聞いたのですが、それはMOEを待てとのこと。
3.てっきりEmailで来ると思った小学校転入の案内が実は郵便で到着。

4.この結果日本人小学校の退学手続きを行う。

5.ローカルの小学校に出向いて転入手続きを行う。この時GIRO引き落としの設定申込書を提出するので、銀行の口座番号を控えておく必要あり。

これで手続き終わり。

そのあとは入学までの段取り

6.教科書と制服の購入。

小学校で特定の日に業者が来て販売しています。(転入申し込みの時に案内をもらう)

ネットでも事前に申し込みもできるみたいですが、よくわからなかったので実際に出向きました。

制服は高いのか?と思ったけれどそんなに高くなくて安心。。。教科書は重いので、大人二人必要だと思いました。(車などないので・・)

7.靴を購入

実は靴は真っ白である必要があります。なので、この小学校の入学・新年度の前、つまり12月はどこの靴屋でも白い靴が2足でxxドルのようなセールをしています。

制服も真っ白な靴も子供に貧富の差などを見せないためだ、と妻は言っておりました。

8.アプリをダウンロード

Parent’s Gatewayというアプリをダウンロード、ここに新学期の案内などが掲載されます。

9.CCAの申し込み

CCAはクラブ活動です。学校によって何が強いとかあります。第3希望まで書いてメールしてね。と言われていましたので、書いて返事しました。

 

で、実際の転校1月上旬)を迎えました。

 

さて、その後やらないといけないことは

日本人の場合、母国語を引き続き勉強するために、日本人補習校への申し込み。

小学校はMother Tongueを勉強させますが日本人は日本語が母国語なので、ローカル小学校で勉強できません。(あるのは中国語・マレー語・タミール語)

うちの子は中国語を小学校で勉強させて、日本語を補習校でということになります。これがまたお金かかるのが頭が痛いですが。。。

母国語の成績は、その日本語をちゃんと学んでいるという証明を持っていると、テストを受けなくても成績がつきます。

でも成績は、他の教科の成績に依存し、他の教科の得点圏に応じて他の生徒がどのくらいの平均点か?といういうようなコンセプトです。

ただややこしいというか不利なので、他の生徒と言っても、クラスのレベルが2つあり、低いほうのクラスの人の平均に合わせられます。

ということで、頑張って中国語で普通に試験を受けられるようになるか??

。。。と、子供は猛勉強してくれないので、困ったものです。