シンガポール現地採用中年サラリーマンの思ったこと

シンガポール現地採用中年サラリーマンが思ったこと

東証の障害で思ったこと

2020年10月1日の障害ということで、何か半期のバッチ処理でもあるのかと思ったら

DISKの障害で2号機に切り替わらなかったとのこと。

DIKS障害というのはシンガポールの金融庁でもリスクだと思っていて、TRMと呼ばれる技術的なガイドラインにも言及されている。

 

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TRMのDISKに関して記載された部分抜粋

https://www.mas.gov.sg/-/media/MAS/Regulations-and-Financial-Stability/Regulatory-and-Supervisory-Framework/Risk-Management/TRM-Guidelines--21-June-2013.pdf

 

経緯は2010年のDBSという銀行で発生したDISK障害が経緯になっていると聞いたことがある。(こちらはIBMのメインフレームのディスクであったそうな)

富士通のディスクもそれなりのものであったはずで、でもやっぱり障害っておきる。障害なんだけど検知されない障害。。。障害が中途半端に起きていて、故障と判断するロジックは通り異常は検知できないけど、実際は読み書きできない、、、みたいな。

今回の障害がそうだったか不明だが、コンピュータの世界では、これが難しい。

今コロナで流行りのVDIも、基盤的には使えていてもユーザーは使えないことがよくある。

システム側も基盤が正常か?しか見ていないので、ユーザーが使えるか?を監視はできていない。

監視の仕組みも、視点を変えてサービスが使えるか?で見ていくことも求められるのかなあ・・・。それも、使っているシステム・ユーザーが検知するよりも早く。。。

 

その後設定の問題と発表がありました。設定って・・・。SEが設定するようなものか?それとも内部の機能なのか?設定するものならばマニュアルのこれと言ってほしい。それから、xxのケースでは切り替わりませんが、いいですよね?的な警告も出ていいんじゃないかなあ??なんでそんな細かいオプションあるんだろう。