COVID-19で在宅勤務のためPCを買ったのと暇を持て余すようになったので、ブログをはじめました。シンガポール在住の日本人です。Bloggerで最初作ってみたのですが、ネットで検索しても出てこないことが分かったので、こちらを試しています。
さて、今回のコロナ騒ぎ、いろいろ考えることはありますが、感染者が数が多い国と少ない国の違い大きなところで思ったこと。あれが原因だ、これが原因だと言う人がいますが、結局は複合要因なので、それらを組み合わせて、整理すると傾向がみられるかもしれませんね。私は医者でも疫学者でもなんでもないただの素人なのですが、以下にまとめてみました。
・要因1.地理的要因(発生源。感染拡大地から物理的に遠いか?島国で封鎖が可能?交通経路が限られている?)
・要因2.政治的要因(トップダウン可能か?国民性)
・要因3.人口密度(所謂密が発生するか?)
・要因4.食生活(病気にかかりやすい体質になりやすいか?靴をぬぐ文化かなど)
・要因5.医療制度(予防接種や人口当たりの医師数)
個人的に思ったこと。
1について、島国は比較的押さえこみに成功しているように見えます。船と飛行機は止めてしまえばよく、橋などでつながっている場合は封鎖してしまえばいいので。
2について、シンガポールですが、外国人労働者の件以外はうまくいっていると思います。こちらマスクを配ったり首相の強いメッセージがあり、比較的混乱なかったと住んでいる人の観点です。またSafe Entryということで何事もスマートフォン前提になっていますが、そんなの持っていないという高齢者には安い値段で政府が配るような話もちらっと聞きました。
3について、シンガポールでも外国人労働者の寮が密になっていて、感染が急激に拡大していました。幸い死亡者が多くないのが救いです。
4について、こちらもよく言われますが太っている人がかかりやすい。あと、西洋では家に入るときに靴をぬがない事が多いですが、シンガポールや日本などでは、家に入るとき靴脱ぎますからね。でも、このあたりから曖昧になってきますが。
5について、いろんな予防注射が効果があったのでは?とも言われています。なんとなくあっているのかな?と思います。インフルエンザなどでも普段からマスクしましょう、ということも、いわゆる予防医療も日本では文化になってきており、そのあたりも大きいかと。
ちなみにシンガポールでは最初はマスクが足りなかったせいか、調子の悪い人だけマスクして、と言われていていましたが、途中から皆さんマスクをしてくださいになりました。幸い今までに4回無料配布があって助かりました。
なお、それぞれのタイミングで改善が見られて、やるなあ、と感心しました。
1回目
通常の使い捨てマスク。おそらくこれはすぐ使えなくなるじゃん、と批判。
2回目
選択可能な布マスク。ちょっと息苦しい。かつ効果ないんじゃと批判。
3回目
抗菌効果もあって、30回洗濯して再利用可能なマスク。でも小さいくて耳が痛い。
4回目
抗菌効果もあって、30回洗濯して再利用可能なマスクで紐の長さも調整も可能!
我が家では2回目のマスクの時、誰のがだれか分からなくなるからと娘が刺繡をして楽しめたのが良かったかと。再利用30回までとあると、使うのがもったいないと使わないのは貧乏性なのだろうか。
さて話は戻りますが、
人間は比較的わかりやすい正解を求めるので、なぜこの国で罹患者少ないの?死者少ないとと問うときに、解が明確にならないと満足しない傾向があるように思えます。会社でもそうですね。。。でも実際は複合要因の場合が多く、ただ分かり辛いので解として受け入れられないことが多い。また要因もある事象についてどっちに分類しようかな、というのも出てきたり分析もあいまいになりますね。
次に対応ですが、やはり今回各国対応が違いました。正解がわからない場合、それが正しいのかなと思います。一番怖いのは右に倣えで、各国同じ対応をして結果それが間違いだったということです。。。そういう意味では、情報提供や基本的な推奨などWHOから出てもいいけど、最終的な対応はあくまでも国にまかせるのでしょうね。
今の評価が数年後、数十年後変わっている可能性があります。しかし今を生きているという意味では、今納得感がないといけないですね。